からすと いっしょに かえりましょ♪
あたりが薄暗くなり、空に赤みがさした黄昏時、たくさんのカラスが小高い山の方角へ飛んでいきます。

ねぐらへ帰るのでしょう。
カラス、何かにつけ嫌われていますね。
私自身も、最近のブログの記事で“にっくきカラス”と酷評しました。
農家の人にとっては死活問題でもありますから。
でも、ふと思ったんです。
今でこそ嫌われもののカラスですが、私たちが子どもの頃もそうだったでしょうか。
母と幼かった私ら子どもらが手をつなぎ、夕暮れ時の道を唄いながら歩いたものです。

ゆうやけこやけで ひがくれて
やまのおてらの かねがなる
おててつないで みなかえろう
からすといっしょに かえりましょ
その頃の情景が、この夕焼けのように色鮮やかに蘇ります。
昔はからすは嫌われものではなかったようです。
この童謡では、からすはむしろ愛らしい鳥として歌われています。
いつから、からすは嫌われものになったのでしょうか。
熊が里に降りてきて、畑を荒らす。
時に家畜を襲う。
人間を積極的に襲うことはありませんが、驚いて襲うことはあります。
昔はニホンカモシカを、平地で見ることはなかったはず。
ところが今では、さほど珍しいことでもなくなりました。
先日、車がひっきりなしに往来する街中の歩道を歩くニホンカモシカを目にしました。
にわかには信じられない光景でした。
母は、よくこの歌も唄ってくれました。

からす なぜなくの
からすはやまに
かわいいななつの
こがあるからよ
かわいい かわいいと
からすはなくの
かわいい かわいいと
なくんだよ
やまのふるすへ
いってみてごらん
まるいめをした いいこだよ
この童謡「七つの子」にしても、カラスは本来は愛すべき鳥だったに違いありません。
彼らも人間同様暗くなれば家路につきます。

そこには、まだ飛べない子がらすが、お腹をすかして待っているのでしょう。
カラスを嫌う前に、人間による乱開発、生態系の破壊などの環境破壊が何をもたらしたか、考える必要があるのかも知れません。
この記事に応援拍手を!
| 固定リンク
« 暮れない時の家々 | トップページ | これはなに? »
「つぶやき」カテゴリの記事
- 今朝も雨模様(2009.07.10)
- ヤートセ秋田祭本祭の映像(1/5)(2009.07.02)
- 雨上がりの朝(2009.07.09)
- 「今日のサスケ」(2009.07.07)
- ヤートセ秋田祭本祭の映像(5/5)(2009.07.06)











コメント
どうも~おじゃまします~
hisamiさんの所から飛んできました。
秋田と茨城弁の方言で話ししたら???通訳が必要かも・・・妻の友達の青森もチンプンカンプンです。
電話を受けると半分は返事だけ、
家のカミさん大館市に住んでました。(鉱山)
投稿: 光 | 2008年10月21日 (火) 07:57
そう~結果的には人間の仕業・・・
巡り巡って~なんですが・・・
それでも・・都会のカラスは怖いです・・・
投稿: hisami | 2008年10月21日 (火) 10:24
すごい数のカラスさん達ですよね。
びっくりしました。
私の住んでいる
小さな森には少人数のカラスさんしか見かけないです。
食べ物が少ないから
みんな都会へ行ったのかな?
投稿: ななびび | 2008年10月21日 (火) 15:45
→光さんへ
そえだばんだべ。
いう゛ぁらぎぃのふとどしゃべたてわがね。
あぅおもりだば、なぼがわがるべが。
↑分かりましたかな?
コメントありがとうございます。
奥様は大館出身ですか。
秋田は町の数だけ方言があると思ってください。
投稿: じゃんご | 2008年10月21日 (火) 17:36
→hisamiさんへ
愛すべきからすではありますが、間近に見ると思ったより大きいし、悪賢いし、あの太いくちばしはりっぱな凶器ですね。
農家の人だけでなく、町内のゴミを食い荒らす様は、確かに嫌われる要因でもあります。
でも、でもですね、それも生きるためなんですね。偉そうにしている人間だってそうでしょう。
本当に怖いのはどっちかな、と思って書いた次第です。
投稿: じゃんご | 2008年10月21日 (火) 17:43
→ななびびさんへ
童謡って、この歳(えっ、どの歳?)になると懐かしいものですね。
YouTubeからいただいた動画を再生していて、目頭が熱くなっちゃいました。
秋田市は、カラスが多いですよ。
写真はうまく撮れませんでしたが、ヒッチコックの「鳥」を見ているような光景でした。
投稿: じゃんご | 2008年10月21日 (火) 17:50
童謡にあるように以前カラスは夕暮れになると山に帰っていたのに、いつのまにやら町中の電線に集まるようになったようで、その数も年々増えているような気がします。カラスが暮らしにくいほど山の環境が悪化しているのでしょうか!?
ところで、7つの子、人数なのか年齢なのかよく分からない不思議な歌詞だなあと、未だにそう思っています。
投稿: arube | 2008年10月21日 (火) 20:37
アハハ~何となく解るようだけど時間がかかる;
即答は完璧無理です~
寒いから・・・言葉も短くなったとか、、
エコでいいかもね。
投稿: 光 | 2008年10月22日 (水) 00:39
→arubeさんへ
そうですね、お分かりのように、掲載した写真は秋田市立体育館付近で撮ったものですが、電線にはたくさんのカラスがとまっていました。
でも、勝平山へ向かうカラスもたくさんいました。
別の方角へ飛ぶカラスの集団もあり、途中ぶつかって、ちょっとした空中戦も見られましたよ。
7つの子の謎は、未だ定説がないようですね。7歳では子ガラスとは言えないし、そんなに生きられないし、一度に7匹も生むことはありえないということですね。
私は作詞家がカラスを擬人化して人間の感覚で7歳としたのではと思っています。
投稿: じゃんご | 2008年10月22日 (水) 05:44
→光さんへ
そりゃ無理でしょう。
秋田県人でも、今の若い子にもさっぱり分からないかと思いますよ。
寒いから言葉が短くなったということは、よく言われています。本当のところは分かりませんが、あるいは?ですね。
エコね、秋田の人間は最先端をいってたんですかね(笑)
投稿: じゃんご | 2008年10月22日 (水) 05:51
のどかな風景ですね。
こういう空をずっと残していかないと
ダメですね。
なんか癒される写真です。
また覗きにきます^-^4
投稿: kenken | 2008年10月22日 (水) 09:19
市立体育館でジョギングしてるので、この光景は帰りに良く見てました。カラスが山に帰らず電線に止まってるのを見てビックリですよ。
家へ帰るとこちらの電線にはムクドリの大群です。
NHKが引っ越した後からのような気がしますが・・・
たまに遊びに来ますんで宜しくでした!
投稿: 2tom | 2008年10月24日 (金) 22:25
→kenkenさんへ
まだ秋田には幸いにも、昔ながらの空が残っています。
工場の排煙で汚されることも少ない、クリーンな空は守っていかなければいけないと思います。
むしろ、一昔、空は汚れていたんですよ。
環境に関心を持つようになったからなのか、工場が廃業に追い込まれてなのか定かではありませんが・・・。
投稿: じゃんご | 2008年10月25日 (土) 02:41
→2tomさんへ
そうですか、市立体育館界隈のカラスさんとは顔なじみなんですね。
昔、こんなにカラスいましったっけ?
どんどん増えているように思うのは錯覚でしょうか?
NHKが引っ越ししてからって、NHKの電波が関係しているんでしょうかね。
そうぞ、また遊びにいらしてください。
投稿: じゃんご | 2008年10月25日 (土) 02:48