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心を揺さぶるあのシーン

8月8日から24日まで繰り広げられた北京オリンピックも終わりましたね。

テレビ各局では連日日本人アスリートの活躍を報じ、オリンピック一色の毎日でした。

終わってみると早かったような、何か心淋しい感じがするものですね。

皆さんはどんなシーンが心に残ったでしょうか?

私なりに心に残ったシーンを挙げてみました。

1. 100に続き200でも圧倒的な強さで金をとった、国民のヒーロー北島康介選手が周囲をはばかることなく泣いたあのシーン。

Kitajima_2

それまでは常に強気で涙なんて見たことがありませんでしたが、それだけ嬉しかったのでしょうし、周囲からの“勝って当たり前”という重圧は相当のものだったのでしょう。

2. バトミントン女子ダブルスの“スエマエ”ペア(末綱聡子・前田美順ペア)が世界ランキング1位の中国ペアを大方の予想を覆し破った瞬間、歓喜のあまり二人がコートに伏して嗚咽したあのシーン。

Suemae

“オグシオ”ペアの陰にかくれあまり話題に上らなかっただけに、喜びもひとしおだったのでしょう。

3. 女子ソフトボールチームが宿敵米国を倒し、今まで涙を見せなかった上野由岐子投手が、感極まって泣きじゃくったあのシーン。

Ueno

「女性に見られないんですよ」と苦笑していましたが、貴女はりっぱな大和撫子です。

4. シンクロナイズドスイミングで、最後まで演技をし終え、直後に失神した小林寛美選手。

Kobayashi

国を代表して出場した悲壮な決意と責任感に、感銘させられました。

5. 男子マラソンで、佐藤敦之選手は最下位ながら臆することなく完走。

Sato

場内の拍手に、深々と一礼して答えた彼を見て、日本人だなあと、そして日本人っていいなあと思いましたね。

6. 柔道の内柴正人選手は“JUDO”全盛の今“柔道”を貫き通し無類の強さで金メダルをとり、その喜びを伝えようと場内で応援している息子の名前を大きな声でなんども叫んだあのシーン。

Uchishiba

真っ先に勝利を伝えたかったのはチームの仲間でもコーチでもなく我が子だったんですね。

Uchishiba_kazoku

あの場面、耐えられませんでした。

7. レスリングの浜口京子選手の試合中、警備員に注意されたのか、おとなしくしていた父・アニマル浜口でしたが、それもほんの一時で、大声と身振りで応援し続けた姿が心に残りました。

Hamaguchi_2 Hamaguchi_animaru

やり過ぎとか、父親がでしゃばり過ぎとの声もあり、私もそう思う反面、こういった親子関係もいいものだと思ってしまいました。

8. 星野ジャパンは不本意な結果に終わりました。

Hoshino

でも、星野監督に「申し訳ない」と言わしめるのはどうなんでしょうかね。

皆暗く押し黙っての帰国でしたが、そこまで責任を問われなければいけないものなんでしょうか。

9. 「ママでも金」こそ実現できませんでしたが、柔ちゃんこと谷亮子選手は銅メダルをかけ胸を張って帰国した姿に彼女の柔道にかける気概と気丈さが垣間見られました。

Tani

そして、テレビスタジオで4年後のオリンピックを目指すことを明言。

さすが柔ちゃん。

まだまだ心に残るシーンはあります。

選手の数だけドラマがあったでしょうし、今回参加できなかった選手にもドラマがあったわけで、これぞオリンピックの本当の収穫と言えると思います。

国は、アスリートが実力を発揮できるような環境を整えることと、そういった思いをいかに今後に活かすかでしょうね。

24日、閉会式が行われました。

開会式同様、ド派手でお金をかけ、国威を内外に誇示する政治的匂いのする内容だったと思いました。

内外の報道の自由を規制したり、デモを許すとの約束を反故にしたり、それに対して当局の返答が「問題が解決したからだ」と相変わらず中国でしか通用しない詭弁に終始しているのはどうなんでしょう。

北京市内のきれいな所だけ見せ、見せたくない所には壁を作る・・・こんな姿勢では、国際化を目指す中国のためにならないでしょう。

こういった政治色の濃いオリンピックは今回限りにしてほしいですね。

オリンピックの主役は、選手なのです。

彼らの競技の中からいろいろな人間ドラマが生まれ、内容のある大会になるわけで、お金を注ぎ込んだ豪華な開閉会式が大会の主役ではありません。

ましてやオリンピックを政治的に利用し、自国を売り込む場にするなんて言語道断です。

8年後に東京が開催地になったら、お金をあまりかけない、等身大の心に染み入るような大会にしてほしいものです。

そうしないと、いつになってもお金持ちの国でしかオリンピックを開催できません。

いずれは、東南アジアやアフリカ、中南米でもオリンピックが開催できるようIOCは本気で考え、政治ショーではないオリンピックを目指してほしいものです。




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コメント

どのシーンも印象的ですねー。

シンクロナイズドスイミングの小林寛美選手?
知りませんでした。
そんな事があったのですね。
それだけの重圧に耐えてきたのですね。

メダルをとった時、逃した時、それまでの過程を思うと、胸が熱くなります。

投稿: さっちゃん | 2008年8月30日 (土) 12:57

→さっちゃんへ

本当にそうですね。
今回取り上げたのは、ほんの一部ですが、スポーツもりっぱな人間ドラマですね。

投稿: じゃんご | 2008年8月30日 (土) 19:00

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